施工実績
投稿日:2018.09.06 | カテゴリー:バッグ
20年も前のビジネスバッグだそうですが保存状態は割と良かったみたいです。2色のバッグで夫々キズや擦れによる色落ちがありますので、これをスプレー塗装で修復するのはマスキング作業などを考えると無理。という事で刷毛塗りで修復を行いました。刷刷毛塗りの場合色ムラや刷毛足が出ない様にするのが大変なんですが・・・・
Before

After

綺麗に仕上がりました。ビンテージのイメージを保っての修復です、いかにも塗り直したなと分かる様ではいけません。我ながら満足のいく仕事でした。
投稿日:2018.08.26 | カテゴリー:その他
最近はメタリックカラーの革製品も増えてきていますね、バックや靴など色々ですが中でも多いのが財布でしょうか。今日はシャネルのメタリックカラー財布のカラーリペアを承りました。財布は毎日頻繁に使うものですから擦れによる色落ちがバックなどに比べればかなり速いと言えます。また、メタリックカラーの性質上色落ちを早める場合もあります。メタリックと言っても色は千差万別です、補修依頼が入ってから塗料の手配や調合をします。
After

全体的に擦れて黒い下地が露出していましたが綺麗に修復出来ました。
投稿日:2018.08.16 | カテゴリー:バッグ
イタリア製のバッグなんですが、柔らかく手触りもソフトな感じで軽くて持ちやすいデザインです。ラムスレザーみたいですがやはり表皮(銀面)が極薄くスレには弱いのです。角部はもちろんですが全体的にスレとササクレが広がっています。このままでは塗替えは出来ませんので、先ずは表皮の修復をします。これだけ柔らかでソフト感のある革ですと修復後は少々そのソフト感に変化はでます。塗替え前の表皮の修復には時間がかかりましたが、その甲斐あって綺麗に甦りました。
Before

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投稿日:2018.08.03 | カテゴリー:その他
ロエベの黒い財布、それ程の色スレや傷みはありませんがツヤが無くなりカビが少々生えてきています。塗り直せば新品のように甦ります。勿論そのまま塗るのではありませんカビを拭き取りアルコール殺菌、下地を整えてから下塗りそして上塗りと進めていきます。
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投稿日:2018.07.29 | カテゴリー:バッグ
フェンディ―の、ショルダーバッグというのでしょうか肩掛けバッグというのでしょうかショルダーストラップを掛けるDカンの付け根が切れています。ストラップを掛けるDカンは左右に一つづつあるのですが使い慣れて方でないとどうも使いずらいとの事で修理することになりました。鞄底面と胴部分はパイピングを入れて縫い付けられているので細長形状の鞄はこの部分の修理はちょっと大変です。
Before

After
