微細な!でも目立つ傷の補修
投稿日:2018.11.08 | カテゴリー:バッグ
見る角度や光線の当たり具合で、ほとんど見えなかったり、すごく目立ったりそんなキズ経験された事あるのではないでしょうか。持ち込まれたバッグを見てもどこがキズなのか分かりませんでしたがお客様のご説明で光にかざして斜めに見ると・・・ ありましたありました。実はこの様なキズの補修が最も難しいのですヘタすれば余計に目だってしまう場合もあります。
新品のバッグで緊張した作業でしたがキズはうまく消え去りました。
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投稿日:2018.11.08 | カテゴリー:バッグ
投稿日:2018.10.31 | カテゴリー:その他
シャネルのメタリックカラー財布、手が頻繁に触れる部分はメタリックゴールドの色がはげ落ちて見るも無残なシャネルの財布でした。革の地肌がスレでザラザラな部分もあり塗り直し前の下地処理に相当時間がかかりましたが何とかなりました。
革の表皮は特殊加工されていて銀層が薄い事もあるのですが、少し色落ちした状態で持ち込んでもらえればもっと綺麗に仕上がったのですが(革の表皮が痛んで毛羽立つま前に修理するのがベターです)。
Before
投稿日:2018.10.24 | カテゴリー:バッグ
竹でできた持ち手イイ感じですね。大事に使用している綺麗なバッグなんですが竹と接するバッグの縁(コバ)がスレて表皮が無くなっています。そしてバッグの宿命とも言える底四角のスレです。コバはここまですり減ると塗料を塗っても綺麗には直りません。特殊なパテで表皮を修復し塗料を塗ります。
After
Before
投稿日:2018.10.16 | カテゴリー:バッグ
イタリア製のショルダーバック、非常に柔らかで手触りがよいカバンです。衣類と一緒にクローゼットに収納していたら、衣類の色が移って大きなシミになってしまいましたとの事です。先ずはシミ抜きからですが完全に取る事は出来ませんでしたので元の色に塗ることになります。この種の色は塗った時の色付きが良くないので厚塗りになりがちですが、厚塗りすると革の柔らかさが損なわれる事がありますので工夫が必要なんです。
Before (写真撮り忘れのためそれらしく加工した写真です)
After
投稿日:2018.10.12 | カテゴリー:レザージャケット
レザージャケットの季節がやって来ましたね。かぎ裂きの様に破れて穴が開いた袖の部分、赤い裏地が見えています。さてどの様に修理しましょうか?本来ならば裏地の縫合部分の糸を解いてから作業をするところですが袖の部分は複雑に裏地が縫い付けられているので、裏地は剥がさず修理します。これだけ大きな穴でも綺麗に修理出来ます、今回は革表面に革のシワ模様も付けました。
Before
After
何処に穴があったか分からないように修理出来ました。